ペットのためのおひな様 ひな人形×アニマルでその名も「ひなまる」 伝統工芸と融合

ペットのためのおひな様 ひな人形×アニマルでその名も「ひなまる」 伝統工芸と融合

<天野真梨花記者>「ひな祭りの季節がやってきました。たくさんのひな人形が並べられている中で、一風変わった商品がこちらです」

 こちらが今回の逸品のひな人形。動物をモチーフにしています。「ひな人形」と「アニマル」をかけてその名も「ひなまる」です。静岡市の老舗「人形のみやひで」が手掛けました。
 <人形のみやひで 宮原美佐さん>「(Q.ワンチャンですか?)実はペット用のおひな様」
 お雛様とお内裏様の姿をした犬の人形は、ペットの健やかな成長を願い、さらにひな人形としての可能性を広げようと作られました。

 <人形のみやひで 宮原美佐さん>「ペットを飼っている人が多くてわが子のように可愛がっている人が多いんですね。ペットのために日本の季節を感じてもらい飾ってほしい」
 このひな人形、パーツの取り換えが可能で、アレンジを加えれば一年中、楽しめます。

 <白鳥工房 白鳥博之さん>「(Q.何を作っていますか?)おひな様の人形の体の部分。板材から線を引いて八角形にして、その状態でろくろ機で丸く仕上げていく」
 「ひなまる」には、江戸時代から続く静岡の伝統工芸「挽物」の技術が生かされているんです。
 <白鳥工房 白鳥博之さん>「硬い材料の時とか刃を少しずつあてたり、柔らかい時は刃が食い込みやすいのであて方を変えています。(Q.微調整は難しくない?)触った感じですぐ分かる」
 木材の切り出しから塗装まですべての工程で一つ一つが職人の手作り。こうした伝統技術を結集させ新たな文化を作ります。

 静岡市で理髪店を営む鈴木孝佳さんと店の看板犬・ペコちゃんです。ペコちゃん1歳のお祝いのために「ひなまる」を購入しました。
 <「ひなまる」を購入した鈴木孝佳さん>「季節感がインテリアに出るのと、僕が犬好きということがアピールできる。(Q.ペコちゃん喜んでいる?)気持ちは通じると思う、本人分かんなくても」
 <人形のみやひで 宮原美佐さん>「SNSでいろんな方から『いいね』をもらってる。日本の文化に触れる第一歩としてひなまるを活用してほしい」
 静岡の伝統技術と、大切な家族を想う飼い主の愛情が溢れる逸品です。

 ペット用ひな人形「ひなまる」2万円(税込)~
 問い合わせ 人形のみやひで静岡店

1月12日放送 SBSテレビ「ORANGE」
#おれんじ
#オレンジ6

ペットカテゴリの最新記事